おめでとうございます。それは、善玉菌が活性化し、オリゴ糖や食物繊維の分解発酵作用が起こり、「短鎖脂肪酸」と「炭酸ガス・水素」が産生された証しです。すなわち、お腹の大掃除が始まったサインです。その状態がしばらく続くと、その匂いも収まり、おならの回数も減ってきます。その頃には、「お腹スッキリ!」の兆しが見え始めます。
善玉菌だけでなく、悪玉菌もガスを発生するのですが、それは「スカトール」と呼ばれる成分で、悪臭を伴います。腸内が善玉菌優勢になるにつれ、その悪玉菌が産生する「スカトール」も減少し、オナラの臭いも少しずつ収まり、回数も減ってきます。
デテーサを飲んだ当初は、オナラの量も多く、臭いもきつかったものが、デテーサを続けて飲むと、徐々に臭いが収まり、その回数も少なくなってきますので、ご安心ください。但し、腸内が善玉菌優勢になっているかどうかは、最終的には便の色で判断しましょう。つまり、黒っぽい色から徐々に黄土色に近くなってきて、便が水に浮くようになったら、腸内が善玉菌優勢に徐々になってきている証です。
オナラが出る期間ですが、通常は2~3日程度で収まります。但し、個人差があり、飲んだ瞬間から出始めてすぐに収まる方や、最長で10日程度続く方もおられます。どうしても気になる方は、仕事が休みの頃からデテーサをお試し頂き、お仕事が始まりましたら、デテーサを飲むのを夕食後のみにするなど、量や回数を減らすなどして、調整してください。また、デテーサと一緒に炭酸飲料や、特に麦芽糖が原料のビールなどと一緒に飲むとオナラがよく出る傾向があるようです。
また、重度の便秘の方が、デテーサを飲み始めるとお腹が張って苦しくなる場合があります。その方は便が硬く出にくくなっている上に、さらにガスが溜まっていく状態なので、その場合は、まずは便秘薬などで強制的に腸を動かし、今あるガンコな便を取り除くことをお勧めします。その硬い便を出した後、前章の「デトックス習慣7か条」を実践してみてください。